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ワゴンRリミテッド

 4月27日(木)
 義父が買ったトヨタのノアが我家に来て、我家のレガシーが義父の元に行った。ところがレガシーが車検となり手放す事になった。「いつか軽自動車を買うから」との約束で。同じ時期に兄がハリアーを買ったので今まで乗っていたジムニーを好きにしていい事になり、しばらく父が乗っていた。それに加えて昨年から今年にかけての冬場、ノアは四駆ではないのでこの山暮らしでは往生するからと、ノアとジムニーを交換していた。小川家では車があっちに行ったりこっちに行ったりしていたが、ようやく桜の訪れと共に落ち着いた。
 岐阜市と恵那市の往復は早くて1時間半。混むと2時間もかかる。同じ岐阜県なのに端と端。しかも不便な道しかない。毎週の様に我家へ助けに来てくれる両親は燃費が良い軽自動車が欲しいと言った。ノアを好きに使わして貰っているので、「じゃあうちが両親に車を買おう」と言う事になり、約束の出来ない約束をしたのは去年の事。なにしろ主人はローンは嫌いな人。現金主義だから、手元にお金が無いと車は買えない。「兄貴が親父に車を買ってくれればいいんだよなぁ」などと弱気な事を言っていた。個展の話は本当に良い話が来ているけれど、その上がりで車を買うまではいかない。本当はプリウスを買いたい所なのだが、そこまでまとまった収入も無し。「私にCMの仕事が来たら買ってあげるさ~」などと言ったところで始まらない。
 いよいよジムにーの保険の更新日が4月25日と迫って来た。そこで、予て考えていた「スズキのワゴンR」を見に行き、「ワゴンRリミテッド」なるものに決めた。昔のワゴンRと違ってなかなかかっこいい。60代の父にはちょっと若すぎる位の見た目だけど、返って「軽自動車」してなくていい。
 新古車、と言うものがお得でいいらしい。試乗車などで使った車が1ヶ月経つと安く売り出されるのだ。土岐市にあるスズキの坂本さんにお世話になったけど、この方、一見頼りなさそうでいて、とてもまじめで仕事が丁寧。う~ん、だけど、ごめん、妹の旦那には・・・出来ないなぁ。
 25日の納車の時、早速息子が坂本さんから貰ったミニカーでドアに傷をつけた。「あ~あ~」と言ったが、やってしまったものはしょうがない。縦に傷がついたものを手でこすりながら坂本さん「1ヶ月点検の時に言ってもらえれば○○ワックスで直します」とかいってたくせに、3時間後に又現れて、○○ワックスを持参し、一所懸命こすってくれていた。「なんと言ういい人なんだろう」
 今日初めて「ワゴンRリミテッド」を運転した。昔のイメージと違って、視界は広いし車内も広い。運転しやすかった。私はどちらかと言うと高い所から見下ろす方が好きで、地べたを這うのは嫌だ。兄の様に「ハリアー」を運転したいし、私に軽自動車は似合わないと思っていたけど、まぁいいかもしんない。何しろ冬場はこの「ワゴンRリミテッド」くんと仲良くしなくてはならないのだから。
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by hinihiniaji | 2006-04-27 23:37 | 生活

成分解析

 4月23日(日)
 妹弟子の山吹の掲示板で「成分解析」というのがある事を発見。早速「やってやって」と書き込むとこんな回答が!

神田昌味の36%はビタミンで出来ています。
神田昌味の18%は運で出来ています。
神田昌味の17%は白インクで出来ています。
神田昌味の11%は祝福で出来ています。
神田昌味の6%は希望で出来ています。
神田昌味の4%は罠で出来ています。
神田昌味の3%は汗と涙(化合物)で出来ています。
神田昌味の2%は利益で出来ています。
神田昌味の1%は海水で出来ています。
神田昌味の1%はやましさで出来ています。
神田昌味の1%は魔法で出来ています。

こ、細かい・・
わーでも、昌味姉さん、ビタミンが多いのがすごくイメージ通りです!
えっと、勝手ながら昌味姉さんの旦那さま、陶芸家の小川哲央兄さんも成分解析させていただきました。

小川哲央の43%はやさしさで出来ています。
小川哲央の15%は夢で出来ています。
小川哲央の13%は見栄で出来ています。
小川哲央の12%はスライムで出来ています。
小川哲央の7%はミスリルで出来ています。
小川哲央の7%はカルシウムで出来ています。
小川哲央の1%は柳の樹皮で出来ています。
小川哲央の1%は陰謀で出来ています。
小川哲央の1%は白い何かで出来ています。

おーほぼやさしさですよ~。これまた納得できる処大です。

と、山吹。
続いて「ヒロクン」さんがジャニーズ解析機で解析してくれました。

神田昌味の58%は長瀬智也で出来ています
神田昌味の35%は櫻井翔で出来ています
神田昌味の5%は錦戸亮で出来ています
神田昌味の1%は渋谷すばるで出来ています
神田昌味の1%は安田章大で出来ています

半分以上がタイガーターガージレッタイガーでございます。

アーティスト分析機というのもあるらしく、神田山吹の解析結果は・・・

神田山吹の60%は 島倉千代子で出来ています
神田山吹の34%は SMAPで出来ています
神田山吹の4%は 山下達郎で出来ています
神田山吹の2%は サザンオールスターズで出来ています

今秋真打になる山吹。「真打」で成分解析をすると、

真打の28%はお菓子で出来ています。
真打の19%はカテキンで出来ています。
真打の18%はやさしさで出来ています。
真打の10%は小麦粉で出来ています。
真打の10%はむなしさで出来ています。
真打の8%はツンデレで出来ています。
真打の5%は度胸で出来ています。
真打の2%は華麗さで出来ています。

そうなんだって!
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by hinihiniaji | 2006-04-23 23:16

からすみ

b0008478_23312397.jpg 4月22日(土)
 主人がキウイを買いに行ったら、おまけに3箱も付けてくれた。1箱の量が半端じゃない位多いのに、届いた時には大笑いしてしまった。ちなみに1箱2000円。いったいどれ位の数なんだろう?ざっと300個...かな?ネットで販売したら儲かるなぁと不順な事を考える。しかし、おまけの方は腐ってるのも多くて、おまけに又々ジャムを作ってくれとキウイおじさんが言ったらしい。
 それに加えてキウイおじさんが「お餅を作ってくれ。からすみを作ってくれ」と主人に言ったらしい。お餅は無理ですと断り、「妻はからすみの作り方を知りません」と言って逃げようとしたら、「教える」という事になった。もちろんおじさんが教えてくれるのではなく、奥さんが教えてくれたのだが。
 b0008478_23322339.jpg「からすみ」とは、恵那の名物で米の粉で作った和菓子だ。富士山の形をしていて、元々桃の節句に作った物らしく、子供の成長を願い、日本一の富士山にあやかったんだそう。恵那に来たての頃どこの土産物売り場を見ても不思議なからすみと言う物が売っていて、白や緑やピンクや茶色やいろんな色をしていて、私の知ってるからすみじゃなかった。しかも1本300円位。「えーからすみが売ってるの~?」と聞くと、どうやらあの、私が知ってるボラの卵巣からすみではなく、甘い物だと主人に教わった。主人も来たての頃あのからすみが何でこんなに安いんだろうと思わず買ってお酒のおつまみにした所、口に入れて驚いたらしい。あほか!笑っちゃう。知らないのだから仕方が無いとは思うけど、なんでお店の人に聞かなかったのだろう。
 からすみの作り方を、私は特に習いたかった訳ではないが、行きがかり上習う事になった。奥さんもキウイおじさんの強引さを十分承知で、教わりに行くのに電話で何度も「ありがとう」を連発した。
 初めてお会いした奥さんは噂通りの美人で品があり、こんな田舎にしてはきれいにお化粧をしていて、しかも本当に人の良い方だった。人見知りをする息子がすっかり奥さんの穏やかさにはまり、楽しくお手伝いをしたのにはびっくり!心底人の良い方なのだと思う。子供は正直で、何度会ってもダメな人はダメ。こちらの奥さんは子供との距離をさらりと保ち、言葉はかけるけど、べたべたと寄ってくる訳でもなく、息子にとっては心地良かったのだろう。それに遊ばせ方がうまい。量りが気になった息子に、制する事はせず、「みかんは何グラムかな?このおもちゃは何グラムだろう?こうちゃん量ってみて」と言う。米粉をいじりたい息子にスプーンを持たせ「お餅にかけてね~お手伝いね~」と言う。
 2人の子連れで行ったからすみ作りは、2人ともおりこうにしていてくれたのもあるが、とても楽しかった。それにとても勉強になった。からすみだけでなく大福も作ったが、丸め方を習えたので良かった。

①からすみは1キロの米粉に対して1000㏄のお湯を入れ練る。
②8等分位にし20分ふかす。
③取り出し砂糖800グラムを小分けにし入れ練る。
 小分けにしないとどろどろになり、この砂糖を入れ練るのが難しいんだと言われたが、生憎私は娘におっぱいをあげてたので目の前で見られなかった。残念!このからすみは頂く物より は甘くは無かったけど砂糖の分量をもっと減らしてもいいかなーと思った。今度は100グラムくらい減らそうかな?
④それからお好みの食材をトッピング。
 よもぎを入れたり、くるみやほしぶどう、ピ-ナッツ、好きな物を入れるといいらしい。今回はくるみ入り黒糖からすみとよもぎからすみだった。よもぎの方には何も入れない白いままのも使い2色にした。
⑤そうして、富士山の木型に入れ取り出し又蒸す。「今度はさっと」と、奥さんが言ったけど、10分位だったかな?砂糖をなじませるんだそう。

 この作業を孤独にやるのはなかなか骨が折れる。木型も奥さんに貰ったし、からすみを知らないお客さんが来たら一緒にやってみたいと思った。
 いろんな方からからすみを頂くけど、こんなに手がかかってる物だとは知らなかった。今まではぱくっと食べてしまったけど、今度からは作って下さった方の愛情も味わって食べよう!
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by hinihiniaji | 2006-04-22 23:32 |

「い」強調

 4月20日(木)
 日本橋亭での講談会の帰りに良く行った...と言うよりは、良く連れて行って貰ったのが砂場と言う蕎麦屋さん。神田には二つの老舗の蕎麦屋さんがあって、「藪そば」派「砂場」派に分かれるという。私はどちらかと言うと、やはり行き慣れたという理由で砂場派かもしれない。でも、藪そばの雰囲気もなかなか江戸前っぽくて好き。
 田舎で育ち、子供の頃は自宅で蕎麦を打っていたので、外食の蕎麦には縁が無かった。子供の頃は黒くて細い蕎麦を好きにはなれなかった。うどんの方が好きだった。しかも、19歳の時、上野広小路の本牧亭の最後の日、江戸前の蕎麦の食べ方を知らなくて先輩に叱られ、泣きながら蕎麦を食べた苦い経験がある。もり蕎麦をたっぷりのつゆに付けてもぐもぐと食べたのである。まさか噛まずにずるずるっと飲み込むなんてそんな動物みたいな事がまかり通っているとは知らなかった。「良く噛んで食べる事」と、教わった私。それが蕎麦には通用しないと知った19の正月。
 江戸っ子ぽく生きようと努力はしたけれど、蕎麦だけは努力をしない事にした。つゆはたっぷりがおいしいし、良く噛んで食べないと胃が痛くなる。だから蕎麦を食べる時はたいてい私はびりっけつだ。それでいいと開き直った。
 江戸前の蕎麦の衝撃的事実はたくさんある。量が少ないという事やつゆが濃いという事も驚きだけど、それよりも、砂場の「いらっしゃい」に驚いた。普通「いらっしゃーい」と「しゃ」の後を伸ばすと思うのだが、「いらっしゃいー」と、「い」の後を伸ばし、とても長く「いー」と言っている。「い」の存在は消えてしまいそうな発音なのに、とても強調されている。けっこうこの言葉が耳に残る。
 でも、例えば寄席のお客さんに「いらっしゃいー」とは間違っても言えない。言ってみたいと思うけどなかなか口に出せない言葉だ。
 「い」を強調するのは嫌味な感じに聞こえる気がするけれど、この「いらっしゃいー」はさらりと「い」を伸ばす挨拶なので問題なし。
 
b0008478_2344263.jpg
近頃2歳の息子は「い」強調で話をする。
 ばいば~い→ばいばい~
 グンナ~イ→グンナイ~
 いらなぃ→いらない~
 いってらっしゃぃ→いってらっしゃい~
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by hinihiniaji | 2006-04-20 23:44 | 講談

招待状

 b0008478_21552860.jpg4月13日(木)
 妹のさっちゃんから結婚お披露目の招待状が届いた。な~んか違和感があって、なんだろう?と思っていたが、すぐには気が付かなかった。しばらく経ってから、郵便番号と名前だけで届いたと言う事が判明。非常に素晴らしい!都会なら宛先不明で返されてしまう所だが、山岡郵便局はそうではなかった。うちの住所の「久保原」には小川という姓が我家だけだからなのだと思う。そして、私と主人と連名なのが良かった。間違えるはずが無い。何しろこの田舎に住む陶芸家と講談師の夫婦で、世間ではもっぱら噂の的らしい。結婚したての頃、役場に二人で行き用事を済ませていたが、待ち時間が長い物だから、楽しく話をしようとしたら主人に止められた。「みんな知ってるから大人しくしてて」と言われた。私の事もみんな知ってると言う。意味が分からなかった。公共の役場の人達が一住民の顔を覚えてるとは!
 どっぷりと住んでみると、田舎の噂が良く分かる。そして、今日やって来た農協のお姉さんが、「女の子が生まれたんですよね~」と言った。どうやら情報は早い。子供が生まれて届出を出すと地元の新聞に載るらしい。近所の方々も新聞を常にチェックしていて、報告するより先に知っている。
 それに、毎月の広報では出生届より死亡届のほうが3倍ある。本当に過疎化が進んでいる所なのだから、みんな私達を知ってて当然だなぁと今では思うようになった。
 ところでさっちゃん記念すべき住所無しの招待状をありがとう!
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by hinihiniaji | 2006-04-13 21:56 | 生活

裸足で修行

4月12日(水)
 小川家は修行の為、裸足で松本に歩いて行く事になった。娘はまだ2ヶ月なので置いていく事になったが、その代わり?ではないだろうが、のりちゃんが加わった。息子に「こうちゃんはまだ小さいから家に残って留守番しててね~」と言うが、「こうちゃんも行く」と言って裸足になり、山道を先頭切って歩いて行く。2歳ながらたくましくなったものだ。
 ところがところが、途中に中央線の駅が見えると、みんな一目散に走り出した。調度急行が来ていてみんな飛び乗った。私は出遅れ乗り遅れ。運転士さんがいい人でドアの前に立った私を見て『プシュー』っとドアを開けてくれた。
 「電車に乗っちゃっていいのかな~」と言うと、「大丈夫大丈夫」と、主人ものりちゃんもあっけらかんとしている。いつもの呑んだくれそのままだ。
 あっという間に松本に着くと、サウジアラビア物産展が行われていた。売り子はしきりに買わせようとスカーフだのセーターだのを手で取り上げ高く掲げている。なんだか異常に寒い。みんな寒さのせいで凍えていて物産展は大繁盛している。でも私たちは買わなかった。
そのうち、息子だけ先に帰そうという事になり、時刻表を手に入れようとするが、それを手に入れる方法が変わっている。古本屋に行き、漫画を買うと、おまけとして裏表紙に挟まれ時刻表があるんだと言う。「その方が安く手に入る」とのりちゃんは言う。
そうして手に入れた時刻表をみながら・・・


起きて主人にこの話をしたら、「行く行く、松本民芸で家具を買う」
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by hinihiniaji | 2006-04-12 14:37 | 夢物語

芸人&芸能人ご家族様ご招待デー

4月11日(火)
東京ディズニーランド「芸人&芸能人ご家族様ご招待デー」の日の朝、じっきー一家がまだ暗い朝方私を迎えに来た。「下で待ってるね~」と言ってじっきーは降りて行った。私は湯島のマンションに住んでいる。妹のきよちゃんと娘を連れて出かける事にした。きよちゃんがのん気に支度をしているので遅くなり、こっちは待たせているからあせる気持ちでマンションの正面に出ると、じっきー一家はいない。携帯に電話をかけると「車が停めれんかったからミスタードーナツの前にいる」との事。良く行ってたミスドではなく、不忍池の近くにあるらしい。急いで行くと、笑顔のみんなが出迎えてくれた。「ごめんね~遅くなって~」行く途中に叔母のふうちゃんから電話が入る。「どこにいるの~?」「きよちゃんとディズニーランドだよ~」と言うと、どうやら叔母も駆け付けて来るという。
ディズニーランドの特別な入口から中へ入ると、そこは楽屋になっていた。芸人が大勢出てイベントが行われていた。私が楽屋で一休みしているうちに、じっきー一家もきよちゃんも遊びに行ってしまった。
ちらちらと舞台を眺める。大して売れてない人ばかりが出ている。「あの人なんて名前なんだろう?」(実際にいる売れていない芸人ではなく、私の中だけの架空の芸人のようだ)
そのうちにジャニーズが集団でやって来た。挨拶をし合う。中でも長瀬くんはやけに陽気だ。この日をとっても楽しんでいるようだ。
私も下界に行く事にした。赤ちゃんを連れてだから、歩くのは疲れる。ABCと、3本のジェットコースターの様な形の乗り物があり、赤、青、黄色と色で区別されている。ディズニーランドはA地点B地点C地点と、3つに区分けされていて、そこをつなぐ乗り物だ。A~B、A~C、B~A、B~C、C~A、C~Bと、いつでもただで乗る事が出来て、運行間隔が短いからとても便利。寝そべるような格好で乗るので、風を切って気持ちがいい。どうやら赤ちゃんも一人で乗らなくちゃいけないらしく、私の隣に補助いすを付けてくれ、「赤ちゃんの顔が見られるのでこの方がいいでしょう」と特別に用意してくれた。
あっという間にB地点に着いた。テニスコートを横切りながら妹に電話をしてみるとC地点にいた。一緒にご飯を食べようという事になりC地点に行ける乗り物に乗る。もうすぐ着くという時に、右手の方に商店街があった。昔のお煎餅やさんや豆腐屋さんが目に入る。昭和初期といった感じの建物だ。お煎餅は大きな透明のビンに入っている。豆腐屋さんも今ではない器を持って行って買う所だ。「あ~ここで買い物をしたいなぁ」と思う。
妹には会えたけど、商店街には行けずに終わった。


ははは!私の頭の中はどうなってるんだか!
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by hinihiniaji | 2006-04-11 13:24 | 夢物語

炎のダンス

b0008478_2230046.jpg 4月9日(日)
 頭からようやく炎のダンスが消えていこうとしている。
 テツオウの窯は「蛇窯式登り窯」というそうで、火が走るように出来ている。窯は5つの部屋に分かれていて、正面には3つの薪をくべる口がある。この3つの口に薪を入れ温度を上げて行き、いい具合に温度が上がると、今度は両サイドのあるくべ口から薪を投げ入れて行く「横焚き」となる。一の間から順番に、二の間三の間と投げ入れて行く。この時に片方のくべ口に助っ人が必要になる。前回同様、父と備前での修行時代の友人ヤスくんだ。父は鉄の職人だったので火に強い。もちろんヤスくんも火には強いし、テツオウの窯焚きには欠かせない助っ人となっている。薪くべスタイルがかっこいい。投げ込むフォームがとても決まっている。軽やかだ。備前焼というのは10日間も窯を焚いてるそうで、おそらく相当の窯焚きをし鍛え上げられたに違いない。2人がほぼ3時間~4時間おきに交替で焚いてくれる。テツオウはぶっ通しだ。b0008478_2232157.jpg
 この横焚きが、風向きによっては炎が顔にかかったり、薪を投げ入れるのも頻繁になるので、辛そうだ。合間でバケツの水に手を入れ、熱さとの勝負。
 b0008478_22303076.jpg焚き手の辛さをよそに、この四の間、五の間と行くに連れ、煙突から出る炎の美しい事。この炎に見せられ「窯焚きを見せてもらいたいんですけど・・・」と言ってくる人が多い。そして、この炎が時に男女のダンスみたいだったり、女神様のように見えたり、本当に神秘的で美しい。炎の写真展でもしようかしら!
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by hinihiniaji | 2006-04-09 22:32 | テツオウ

窯焚き2006

b0008478_1732589.jpg4月7日(金)
 今年2度目の窯焚きも残す所あと7時間。快晴の天気にもくもくと煙が上がり、窯場に近付くと、とてつもなく暑い。テツオウ曰く、「鼻の中までカラカラに乾燥」らしい。
 昨年から今年にかけての冬場は窯焚きが出来なかったが、3月末に1度、そして今2度目の窯焚きだ。窯焚きとなると、なんにも考えてないような顔をしながら常に神経を張り詰めて見届けなければと思うのだが、今回に限ってはダメ妻だ。頭が回転していない。「毎日窯焚きをしている様なもんだものね」と、テツオウは慰めてくれる。
 b0008478_1735941.jpgそうなのだ。テツオウスタイルの窯焚きは初日は1時間置きに、2日目は15分置きに、3日目4日目はもう頻繁に薪をくべるので、寝てはいられない。おっぱいもそうだ。最初の1ヶ月は吸い付く力が弱く、1時間置きのおっぱい。それがだんだん長くなり、ようやく2時間置きになり、2ヶ月になった今では3時間という時もちらちらとある。3時間あれば用は足せるし体も楽。夜中の授乳の1時間置きは辛かったなぁ。頭がくらくらして、抱っこしたまま寝てしまい、腰やら首やらが痛くなった。テツオウの窯焚きも初日は布団に横になるのだが、すぐにうるさい目覚まし時計がたたき起こす。これが本当に辛そう。そして、2日目以降は椅子に座りながらうとうと、そのうちタイマーがピピピ、ピピピと音を立てる。頭の中はふらふらだ。けれども、超人的な体のテツオウはそれを4日間やってのけるからエライ。いつ倒れるか、死んでしまうんじゃないか、いつもの私だったら生存確認をそっとするのだが、今回は私もふらふら、こっちが生存を確認されてしまう。
 3日目と4日目は薪くべ助っ人が来てくれるので、生存確認はOKなのだが、それ迄は1人だ。ところが有難い事に、2日目には薪運びを手伝いたいという大学生ヒロがやって来た。家にいて2人のしゃべり声が聞こえる。「聞こえているうちは安心だ」と思ったらほっとして寝てしまった。
 そんなだから、今回は妻として不発に終わり、なんともムズガユイ感じの窯焚きだが、もう少しで終わりを迎える。ただただ祈るばかり。
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by hinihiniaji | 2006-04-07 17:05 | テツオウ

おひなさまみ~せて~

b0008478_638219.jpg 4月3日(月)
  この辺はひな祭りが1ヶ月ずれている。旧暦でやってるそう。この辺とは恵那市の事。昨日、上矢作町のお寺に行って来た。古くて味のあるお内裏様とお雛様を撮らせて貰った。
 そして、この辺りは「おひなさまみ~せて~」と、子供たちが家を一軒一軒回って歩きお菓子を貰うんだそう。この辺りとは私の家から歩いて20分圏内の旧恵那市のみ。私の家は旧恵那市に隣接しているのでお隣の方が混じってやっている。結婚前の女の子がいない家もみ~んな飾っているらしい。そうして、この辺りの子たちが連れ立って「おひなさまみ~せて~」と言ってお雛様を見せて貰いお菓子を貰うんだって。
 昔はどの家も30個、あるいは子供用のお菓子をビニール袋に入れて30包み用意して待っていたんだそう。今は20個用意しても余ってしまうくらい子供が減っているそうだ。
子供の自由で歩くんだから、午前中の事もあれば午後の事もある。してみるとこの日は外出は禁止か!
b0008478_6385697.jpgb0008478_6391565.jpg あれ?家も飾らなきゃいけないのかな?我家に姫はいるが雛人形は無い。と思って近所の人に聞いてみると、五月人形を飾ってもいいそうで、その場合は5月まで飾っておくんだって。な~るほど!でも家族会議の結果、1度人形を飾り、お菓子を用意してしまうと、「あそこの家でもお菓子もらえるんだって」みたいな噂が立ち、ぞろぞろと子供たちが回ってくるのは仕事にならないからと却下された。どんな子たちが来るのか楽しみだが、2歳児と0歳児をかかえてめまぐるしい日々に加え、主人は窯焚きの準備で忙しい。のんびり子供たちを待てないな。
  そこで、「おいで~」と言われた向かいの男の子のお菓子を用意し、持って行く事にした。2歳児K初の向かいの家までの散歩だ。15分位かかりその家にやっと着くと、親が車であっしーくんをしているではないか。「え~車で移動?」と思っていたら、また1台やって来て、2人の子たちが、お雛様も見ずにお菓子を貰うとさっさと帰って行った。「あれ~?こんなんでいいの~」私は、お菓子を貰うんだから頑張って歩いて、お雛様見てじゃないとご利益が無いと思うんだけどな~。風情がある風習だと思ったら、風情があるんだか無いんだか、みんな車つきのタダのお菓子もらいじゃないか!
 途中で、洋服屋さんで貰う特別に大きな紙袋いっぱいのお菓子を貰って歩く親子を発見。これは見事だった。だけど。親付きだもんなぁ。しかし、みんなこんなに貰い歩くんだとびっくり。
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by hinihiniaji | 2006-04-03 16:55 | 生活