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おかゆい所はございませんか?

 美容室に行き、シャンプーをして貰うと、決まって「おかゆい所はございませんか~?」と、美容師に聞かれる。「大丈夫で~す」と答える私。「あ~ここをもう一度洗って貰えたらな~」とか、「裏の方がかゆいな~」とか、思いながらも小心者の私は言えずにいた。
 それが、ある時、「今度こそは言える自分になろう」そう決めた。多分この事が、結婚して主婦をした1番の功績と思える。
 それからだ。美容室に行く度に、「後ろの方をもう一度お願いします」毎回、「後ろの方をもう一度お願いします」決め台詞にした。
 明日から仕事で上京する。見た目が大事な女芸人。今日は美容室だっ。しかし、今いる場所は岐阜市。勝手知らざる主人の育った場所。そうだ!この前歩いててチラシを貰ったっけ。そこに行ってみよう。そう義母に告げると、義母はかばんの中からシャンプーの割引券を出して来た。ここが1番安いという理由だった。60代の義母の行く美容室、怪しいなぁとは思ったけれど、散歩がてら行ってみた。成る程、思った通り、予想は的中し、50過ぎのおばちゃまばかりがお客様。従業員はと見て見れば~、おばちゃまも多いけど、20代の男女もいる。なんだか知らないけど、「理美容業界年商日本1」という看板の「プラージュ」。あぁ入りたくない。止めよう。そう思いながら、何かに導かれる様に入ってしまった。前回は名古屋駅近くのおしゃれ~な、若いお姉ちゃんやお兄ちゃんがいる美容室に行き、素敵なブローサービスをして貰っただけに、このギャップは大きい。
 年増なおばちゃんが、案内をしてくれる。「あの~この券があるんですけど~」と言ってシャンプーの無料券を出したが、うんともすんともない。はっ?使えるの?使えないの?なんだか先行き怪しい。
 ここは目先の安さよりも気分がいいかどうかだ、失敗だ。でもこれも人生経験。いや、この経験は必要あったのか?
 「気分が悪くなったらすぐおっしゃって下さい。妊娠中のカラーは、ほんとは良くないんで」何をおっしゃるウサギさん。あたしゃ百も承知よ。20代のお兄ちゃんに苦笑した私。
 ところが、予想に反しシャンプーが良かった。20代のお姉ちゃん。かゆい所に手が届く届く。気持ちい~い。3年振りに「後ろの方をもう一度お願いします」という決め台詞を言うのを止めた。
 気分が爽やかになったのに、ブローをしてくれたのは最初のおばちゃん。振り出しに戻ってしまった。引っ張る、引っ張る、痛い、痛い、熱い、熱い、時折り髪の毛の焦げた臭い。何度「もう結構です」と、言おうとした事か!しかし、こんな事で負けてたまるかっ、陣痛はもっと痛いぞ!自分に言い聞かせ、最後まで我慢をしてみた。
 「くせ毛ですね~多いですね~」あたしの髪をブローするのもしかしてお嫌?終いには、「縮毛矯正やストレートパーマやった事あります?」だって。無表情なお顔で言いなさる、馬鹿にしてる?一言「あります」と答えたあたし。今までやって来ましたさ~。何でもやりましたさ~。やって無いのはデジパーマ位だよ。
 ここはあれだね、口の聞き方がなって無いね。従業員が大勢いて、客を待たせず、回転良ければ売上もいいのかもしれないけど、ごめんなさい、裏を返す事はありません。
by hinihiniaji | 2008-01-13 14:41 | 生活


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