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恵那市立図書館

 「三浦綾子が読みたい」と主人が言った。「えっ、氷点?」「そうだね~。それと、全集があったら全集で、無かったらより晩年の方がいい」
 仕事場を離れられない主人なので、私が図書館に行く事になった。なんでも、愛読している致知に三浦綾子さんの事が書いてあったらしい。凍える真冬の朝の読み物が欲しいそうだ。
 入り口に新聞記事。バローというスーパーを創業した伊藤さん。恵那市に「主婦の店」をオープンさせた事が始まりで、いまやバローというスーパーで、東証1部か?2部か?どっちだっけ?上場企業となった。その伊藤さん、「いつか恵那市に図書館を寄贈したい」という夢を持ち、念願叶って、ただ今場所を移し、大きな図書館建設中。私も楽しみ!すごいね10億円寄贈。立派だね30万冊の本寄贈。見事だね、のんちゃんのおじさん。オープン記念イベントに講談師いかがですか~?
 三浦綾子全集は無かったけれど、もちろん氷点は有り、借りる事にした。お使いに行って、道草はお手の物。隣にあった町田康。くっすん大黒・・・ないなぁ・・・でも、読んだんだからいいかっ。「告白」?なんだろう?「河内十人斬りをモチーフに」なんかおもしろそう。大して知識は無かったけど、感が働いた。相当話題になった本らしい。
 果たして今日は読書日和。はい、1人消えた。はい、も1人消えた。まだ9時前。やったね~。そうおもって読み始めると、やっぱりのっけからいい。小説は1ページ目が肝心だな。読みたい意欲をそそられる。その後も、軽妙でいて重みのある文章に素っ頓狂の様で緻密な物語は続いた。のだが、26ページまで来た時に、初めに消えた娘が泣き出す。のっていたのにねぇ。これだから、子育てはこんな調子だよ。
 まぁでも、本も読みたい書道も習いたい。踊りだって習いたいし、お茶やお花だって。編み物もしたいしミシンも操りたい。したいしたい病にかかるけれど、ほんの少しの時間でも気分は違うから、やりたいやりたい言ってないでやればいいんだよね。
 そうそうパソコンいじってないで読書読書。
by hinihiniaji | 2007-01-30 23:56 | 生活


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