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アグネスチャンさん

 アグネスチャンさんの気持ちがやっと解る様になった。随分前に、アグネスチャンさんが仕事場に子供を連れて行く事で賛否両論となり、ワイドショーの格好のネタになっていた事があった。あの頃、私も子連れで楽屋入りなどとは言語道断、仕事をするならきっぱりと潔くした方が良い、楽屋にまで赤子連れ行くなー、と思ったものだ。
 子供を持ち、そして育てて行くという事は、計り知れない勉強になる。今の私の置かれている現状は、哺乳瓶が嫌いでおっぱい無しでは生きて行けない赤子がいる、という事。そして、有難い事に講談の仕事があるという事。どっちをとるか。そりゃあ赤子だろうが、仕事もしたい。
 今日も講談の仕事があった。2時間半の外出だった。この位なら、7ヶ月の娘のお腹も持つ。ところが東京となるとそうはいかない。あぁ、アグネスチャンさん。あなたの母としての選択は間違ってはいなかったと思います。芸能人として、1人の楽屋が有り、楽屋で見てくれる助っ人がいるならば、有りだと思います。何故なら、何をおいても母乳に勝るものはないからです。母親どっぷりにつかり、たまにはイライラカリカリする事もある。そんな時に仕事をすると、「待っていてくれてありがとう。お蔭でお仕事が出来たよ」と、心から子供がいとおしく思え、子育てにとてもプラスの心理になるからです。
 今月は妹弟子の山吹が目出度く真打となり、東京會舘でお披露目のパーティーがあり久々の上京。助っ人も二人頼み、パーティーに出席している間は、レストランで助っ人様に食事でもしていて貰い、赤子の面倒を見て貰おうと計画中。10月の仕事もその手で行こうと計画中。避難されようと「母はたくましく」で行こうと思う。
 無理はせず少しづつやらせて頂ける事をしようと思っている。
 アグネスチャンさん_b0008478_23204851.jpgあぁそんな訳で、なかなか東京での仕事が出来ず、講談の楽屋話も耳に入らず、先輩方の講談も耳に出来ず、「う~講談講談」と思い、やっと陽子姉さんのお化けのCDを買った。なんとまぁ、そんな事が?「階段ものがたり」って?天下のコロンビアさんが?おやまぁ!
by hinihiniaji | 2006-09-03 23:20 | 講談


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