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新井英一ライブ

 気になってる事を頭の片隅に置いている事がある。「あ~この字何て読むんだっけ?」「この英語の意味何だっけ?」どうしても今すぐに知りたい事は辞書で調べる。でも、気にはなるけど、「まぁそのうちでいいかっ」ってな事も良くある。『新井英一』さんがそうだった。
 致知という月刊誌の中で、北川八郎さんという陶芸家の方が、「おじさんながら追っ掛けをしてます。大ファン」と書いてあったのを読み、一体どんな歌手なんだろう。歳は?どんな歌を歌うの?知りたい欲求にかられた。何故なら、北川八郎さんがそこまで言うのだからすごい方なんだろうなー、という思いになったからだ。
 我が家では勝手ながら「はっつぁん」と呼ばせて貰っています。40歳の時40日間43歳の時に43日間断食をし、悟りを得た方で、東京暮らしを捨て、熊本の満願寺温泉に住み、陶芸と農業半々の生活をしている。致知出版社主催の新宿での講演会に行った時、1番印象に残った言葉は「あの世に持って行けるのは、人に与えた喜びと悲しみだけです。どんなに嫌いな人にも、怨んでる人にも、その人が幸せになる様にその人に光りを当ててみて下さい」だった。私はそう人を嫌いにならない方だが、何人か気に入らない人がいる。講演会の後、頑張ってみたけど、難しかった。その後、渋谷で個展があると聞き、探して行ってみた。陶芸の個展と言えば、主人の個展しか知らなかった私は、行って驚いた。東急の地下、スーパーの様な雑踏の片隅で、ただただ机に作品をぽんぽん置いていたからだ。それでもボランティアのおばちゃん達は充実しているし、ファンも多い。私は15,000円の湯呑みを買った。時間がなかったのでさっさと帰ろうとすると、追い掛けて来て下さり、「話がしたい」とおっしゃった。妊娠している私を見て「毎朝この湯呑みで水を飲
み、お腹の子に一緒に生きて行こうね、と話かけてみて下さいね」と言われた。私が「光りを当てるのは難しいです」と言うと、「そりゃあ難しいよ。一生かかります」との答えに、なんだかほっとして帰った記憶がある。それに東京から岐阜に引越すと言うと「そりゃあ良かった。一日も早く引越しをした方がいい。東京は危ない」とも言われた。そのはっつぁんが、そのはっつぁんが、押す『新井英一』って!
 今思えば、パソコンで検索して調べればすぐに分かっただろうに...便利な時代、すぐ様知りたい事を把握出来る。
 今度来る講談師、神田昌味って言うけど、どんな人だろう?えっえー、男かと思ったら女?しかも若いじゃん。みたいな事は何度もあった。わたし的には、当日ビックリして頂いた方がニヤニヤ出来てうれしいのだが、先に調べて頂くのも悪くない。
 しかし調べないからこそ出会いという物は面白い。先日、主人の友人の陶芸家の方から電話でお誘いがあり、出た私は電話口で『新井英一』『新井英一』と聞き、回線がピーンとつながった。行きたいと訴え、4日、車で10分瑞浪芸術館に行って来た。
 瑞浪芸術館は茅葺きの屋根で、ナントここは10年前、主人が70代のおじいちゃん茅葺き師を手伝い3分の1位は茅を葺いた所だ。
 何も予備知識なく出掛けて行った『新井英一』様はブルースシンガーで、歳の頃は50代前半といった印象。深く心に焼き付いた歌は「チョンハー」という韓国の地名が出てくる物だった。
 この歌が韓国人の亡くなったお父さんを歌った自伝的歌だと後で知る事になる。やはり、ほんまもんは心に響くんだな~私に抱かれながらブルースを聞いた4ケ月児。これからもたくさんのほんまもんを見て聞いて触って感じて貰いたい。
by hinihiniaji | 2006-06-08 00:30 | 生活


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