恵産前産後なんだかひたすらに寒天を作っては食べています。
ストックしてあった、リンゴジャム、びわジャム、ブルーベリージャムをとけた寒天に入れ、甘さ控え目のさっぱり寒天。
妊娠中は、味覚が変わったり、好みが変わったり、なんて事を言いますが、今回は寒天がお気に入りでした。
ちなみの恵那市山岡町は細切り寒天の名産地です。私の住んでいる場所ねっ!
実は私は何にも入れない寒天が大好きで、ジャム入りは子供用です。
去年の夏、寒天屋さんのママ友が遊びに来てくれた時、あんみつを作ってくれました。
これがビックリする位美味しくて。
そりゃそうかも。だって高級細切り寒天という、あの虎屋さんも仕入れている位の代物だから、丁寧に作ってあるし、お水は美味しいし。
私は、上野界隈であちらこちらにある甘味屋さんを甘党の師匠に付いたり、先輩にご馳走になったり、お客様にご馳走になったりo(^_-)O
あんみつはお店で食べる物と思っていたのに…
とにかく東京で食べるあんみつが我が家で再現されたので、えーっ!!
うちであんみつ!!
それから私は砂糖を入れないただ溶かして固めただけの寒天を作り続け、あんこを炊き、あんみつを楽しむようになりました。
でもね、頭が上手に回ってなくて、出産前のあんこ作りはやわらかくなってない小豆の中に砂糖を入れるという、失敗をしてしまい、固い豆のままになってしまいました。
ところがこれが、またまた不思議な事に熱い寒天の中に入れるといい具合にやわらかくなって、粒はしっかりある小豆寒天が出来上がったのでした。
だいぶ頭も回って来たので、久しぶりにあんこ作りをしてみましたが、我が家の土鍋、つち鍋というネーミングの小川哲央作の土鍋で炊くと、これまた美味しく出来上がり、寒天のあんこ乗せというだけの、あんみつには程遠いものだけれど、これがまたシンプルで美味しいのです。
そうして、なんだか豆が食べたくなり、黒豆やらお赤飯やらとこの土鍋で作り、豆まめな日々を楽しんでいる、産後2週間を過ぎた昌味です。
この哲央さん作の鍋、本当にいいものですよぉ〜
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