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布おむつとさよなら

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 100枚位あった布おむつと別れる時が来た。

 昔ながらの布おむつは、赤ちゃんの肌に優しいし、濡れているのが子供にも分かって、おむつを取るのがスムーズに行く。自然な子育てにこだわって、昔ながらのおむつを使い続けて10年。
 ついに、もうこれで終わりにしようと言う時が来た。
 息子は2歳5ヶ月。あまり無理強いしてもダメだなと思い、トイレトレーニングは出来たり出来なかったり。その子のペースで進めて行くしかないと感じている今日この頃です。

 おしめとも言うけれど、私は自然におむつと言っている。私が子供の頃は、おしめと言っていたなぁと、ふと思い出した。まぁ講釈と言っていたのが、時代と共に講談になったのと似ているんじゃないかな?

 私は、布おむつを洗って干しているときが大好きだ。パンパンと布を張って、しわを伸ばしてキレイにする。1枚1枚丁寧に干していく。この時をとても大事に過ごして来た。

 この写真は、今日で最後のおむつ干し、という時に、記念に撮った。おむつを干すのもこれが最後かと思うと、せつなさといとしさとがあふれて来た。来る日も来る日も、使っては洗われ、これまでよく頑張ってくれたよねっ。
 
 今から、10年近く前、母や祖母がせっせと手で縫ってくれたたくさんの布おむつ。10年選手も健在だ。流石に4人目の時は、くたくたばかりでかわいそうになり、妹のところから新品を20枚分けてもらった。

 ところが、その布おむつは、ミシンで縫ってあったので、肌ざわりが違った。こういうものは比べてみないと判らないものだと思った。縫い代がペラペラと邪魔になるので、早速手縫いできれいに仕上げた。

 やはり、布おむつは手縫いに限るなぁとつくづく思ったよ。なんでもかんでもザクザク縫えばいいってもんじゃない。優しく優しく、赤ちゃんを思って、丁寧に針と糸で縫う。これだな。
 私も2人の女の子が、大きくなって、布おむつを・・・なんて時が来たら、縫ってあげたいなぁと、まだまだ先の事を思ったのでした。

 10年も使ったおむつは、真っ白の晒と、かわいいくまやうさぎやぱんだやぞうやねこが描かれている、ピンク色、黄色、緑色、水色、紫色と5色のもの。そして、2年半前に我が家へやって来たのは、青色のくまさんが遊んでいるもの。ほんとにほんとにお疲れ様でした。

 ありがとう愛しきおむつさんたち!
by hinihiniaji | 2013-05-22 14:35 | 息子と娘と赤子


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