
焼き物の置物を「細工物」と主人は言う。この冬の窯焚きで初めて細工物を作った。干支、お地蔵さん、ふくろうさん、かぶと、お雛様、お内裏様。中でも伊賀焼らしく小川哲央らしく、作品としての干支はどんな干支がいいのだろうか?と、何度か試行錯誤して出来上がったのが干支だ。ざっくりしているが表情のある干支が仕上がった。この最新の干支の置物を持ち、家族五人で出発した。
年明けから雪が降り、氷点下でなかなか解けず、外出が出来なかった。(氷の上をおっかなびっくり走るのは御免だったので!)やっと本日ご挨拶回りが出来た。行きたい所は三が日が終わり忙しくしていて断られてしまったり、留守だったりして、思うようにはかどらない。
「あきこのパン(岩村町にあるシャトーアキコ)でも食べて飯高さん(山岡町にある飯高観音)に行っておみくじ引こうかー!」と、行ったら、流石に天気が良いお正月のアキコパンは流行っていて売り切れ続出!飯高観音もにぎやか!
さてと、ここもきっと忙しいだろうなーと思いながらも行った先は上矢作町の円頂寺。いつかこの寺の除夜の鐘を突きたいと思っているが、寒さと幼児連れと氷点下の運転とを考えなかなか実現出来ていない。
焼き物好きな円頂寺さんならきっと喜んで貰えるはず、と日頃の感謝の気持ちを込めてお届けして来た。超最新出来たてのほやほやの干支「伊賀寅」。早速包装紙を開いて見て下さった。
それから本堂へお参りすると、ご住職がお線香に火を付けて下さり、息子が代表してお線香を手向けた。一般家庭で使っているお線香よりながーい物だった。慌てて写メを撮ったけど、いまいち判り辛いですねっ!残念!
お寺のお正月は本当に忙しそう。調度忙しさを通り越した後だったようで、私達はゆっくりおいしい物を頂き、ご馳走になった。それからテーブルの上のお料理をたーくさんお土産に頂き、夕食はお粥を作っただけで終わりましたとさっ!今年も有り難やアリガタヤ円頂寺で幕開けです!