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楽屋にて

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 おはようございます!夏の着物は爽やかです。思わず鏡の中の昌味ちゃんを撮ってしまいました。最近は、ちゃんより「さん」が似合う年頃となったような気がしないでもないが、いつまでも「ちゃん」とちゃ~んと呼んで頂きたいわ~。
 さて皆様!こうして私は元気に講談師をしています。
 薄いピンク色の絽で、背中に刺繍で「味」の1つ紋。味を唐草風にデザインした物です。
 岐阜県中津川市にある善昌寺さんのお二階での1枚。
 こうして有り難くお仕事が頂けうれしい限りです。
 話は変わり、昨日、ボランティアで講談を、との話をお断りしてしまいました。お子様向けだったので、なんだか心苦しくなりました。私は、幼い子供を持つ身分。まだまだ手の掛かる子供たちを預けてまでボランティアは出来ないし、何より生きるか死ぬかで頑張っている芸人仲間に迷惑をかけてしまうので、お断りしました。
 芸人として「やって欲しい」との声は何よりうれしい事です。ただ、全くのボランティアと言うのは、今迄やった事がありません。芸人仲間が、「ボランティアで一席やって来た」とよく話しますが、この言葉の意味は、正規のギャラより安いと言うだけで、誰かが必ず御礼を払っています。全くのノーギャラと言うのは無いと思います。
 減る物でもなし、出し惜しみする訳でも無いのですが、プロとして、やって欲しいとお願いされた事に対しては、きちんとラインを作りたいと思っています。芸術、芸能に対しては、例え1円であっても、「身銭を切る」と言う事が大事だと思います。
 亡くなった師匠の生前の話です。師匠宅へ伺うと、師匠の元へ浪曲の浦太郎先生から、先生の出演されている芝居の招待券が届いていました。ついうっかり、チケットを見て「観たい」と言ってしまった私に、師匠は招待券と一緒に1万円を差し出し、のし袋に入れなさいと言いました。この時私は、この芸界のルールを知ったのです。「ただで芝居が観られるラッキー」と思っていた私は、本当に恥ずかしくなりました。
 私は家族の協力無しでは仕事の出来ないママ講談師。いつの日か、子供達が成長し手が離れ、講談に講演にラジオのDJ、CM出演と、収入が増え、社会貢献出来る身分になったらやらせて頂きましょうお子様限定ボランティア!!
by hinihiniaji | 2009-07-15 00:12


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