<   2005年 07月 ( 14 )   > この月の画像一覧

40年振りの猛暑

 7月29日(金)
 昨夜村の寄り合いがあり、主人が近くの集会所まで行って来た。毎月寄り合いがあるが、たまに祭りがあり、その時は「一重」といってお重が必要になる。何とまぁ田舎式。昔の型を変えられないでいるから仕方がないけど、みんな止めたがっているのは事実らしい。何しろ奥さんが大変だ。そのお重は自分だけ食べるのではなく、十何軒ある組の人達の手元に順番に回って行く。その家庭の経済状態が判るし、料理の腕も判ってしまう。
 聞く所によると、何人かは、農協に行き、おかずを買い、お重に詰めて貰うという事をしているそう。又、高価な物...例えば刺身や蟹やらといったものは、長老だけという暗黙の了解があるらしい。我家は一番下っ端だから質素な物でいいので大助かりだ。
 しかし組寄り合い費の高い事高い事。月1万円年間12万って聞いた事あるだろうか?
 みんな穏やかで親切で良い人ばかり、住みやすいし、野菜もしょっちゅう届けて貰えるから有難い所だけど、改革して頂きたいなぁ。
 その寄り合いで、近所のおじいちゃんが「今年は40年振りの猛暑だ。特に西日が暑い」と言っていたそうだが、その40年という桁にも驚いたが、本当に頭が痛くなる位暑い。
[PR]
by hinihiniaji | 2005-07-29 22:27 | 生活

嵐と樵

 7月26日(火)
 今夜はすごい勢力の台風が来るらしいと主人の友達のラジオが言っていたそうだが、どうやら東海地方はたいした事がなく過ぎていった。庭にあるプール用のテントを取り込もうかとか、いや、面倒だから私が中で押さえているだとか言って、結局片付けなかったが、大成功だ。やれやれ。
 テントに入り支えを押さえている私がテント毎飛んで行ってしまう想像をして、楽しいやら恐ろしいやら、想像とは果てしない。何しろ先日天気のいい日にどうした訳か、テントが風と共に去りぬになってしまったのだから、危うい。庭の前は谷の様になっていて、その前は同じ所に傘が飛んでいってしまった。トトロの様に飛べたら面白いなぁ。だけど、拾う係りは主人だから、余計な仕事が増えて機嫌を損ねてしまう。
 嵐になると大変なのは山を守る人達だ。友達に森林組合に勤める人がいる。お金の出所が無く森林組合の存続が危ないそう。「やれる所までやってみる」仕事に生き甲斐を感じているのだろう。その言葉は強く頼もしかった。
 人は、すべての災害の根本は山にあると判っているのに、大きな組織はなかなか動かない。海が汚染するのも、人が山をいいわいいわで傷付けて来てしまったからだ。
 国が国を守るために必要な事を、すぐ方向転換してやることは出来ないのだろうか?
 もし、世の為に暑い日も雨の日も寒い日も凍える日も、安い給料で山を守っているたくさんの人達の仕事が「お金の出所が無い」と言う理由で失われるとしたら本当に嘆かわしい。
[PR]
by hinihiniaji | 2005-07-26 22:38 | 生活

 7月21日(木)
 テツオウは子供の頃から死を背負って生きて来たという。今までテツオウと遊んでいた友達がバイバイしたまま帰らぬ人となった。小学生のテツオウながら、友達が一人死に二人死に、その度に思う所があったのだろう。「あいつの分まで生きてやる」
 その通りテツオウは、生き急いでいると人が感じる位、ひたすらに自分の目標を貫いている。食べたい物も買わず、服も最低限、寝る間を惜しんで仕事仕事。
 大人になっても、何人かの死に直面し、その方の人生を背負ってしまった。
 そして、今日未明、お世話になった陶芸の原料屋さんの社長が亡くなった。90歳の大往生とはいえ、そのショックは隠しきれない。
 何しろここ数ヶ月、研究していた薬はすべて、この社長の所の物だ。お世話になった方の為にと、休みなしで見本を作っていた。自分の時間を最大限使い、無償でやって来た。なんとまぁ、ガス代位請求したいわ、十何万。我家の家計もいっぱいいっぱい。などとしみったれた事を言うのが奥さんの役目。
 そして、最終私がパソコンでカタログを作り、社長に見せるとの段取りは果たせなかった。
 昨夕、社長宅に行った時、「このすべての原料が、陶芸界にとって貴重な物になるに違いない。すべてをテツオウ君に任せる」と、遺言の様に言われたらしい。
 確かに、今はもう取る事の出来ない、素晴らしい原料がたくさんあるらしい。国宝級の陶芸家から、人気作家、アマチュア迄と、教えを請う陶芸家達がぞろぞろいた社長だっただけに、その人達を生かすも殺すもテツオウにかかってくるのか。
 ここで又、一人の偉大な研究家の人生を背負ってしまったテツオウだ。
 
[PR]
by hinihiniaji | 2005-07-21 22:02 | テツオウ

愛・地球博

 7月20日(水)
 万博っていつから始まってたんだっけ?もうだいぶ前だな。
 主人が「仕事柄絶対行った方がいいって。東京からお客様も来るだろうからフリーパスを買った方がいいって」こう急かすものだから、行っても行かなくても別に良かったんだけど、まぁそれもそうだなと思いフリーパスを買った。
 でも、だーれも未だに来ない。さぁさ、そろそろ行こうと思った矢先、妊娠した。そしてつわりになった。こりゃあ行けそうにない。10分車に乗ってだけで気持ち悪くなるのに、いくら1時間そこそこで行けるからとて、到底無理な事。
 やっと、初回、友達のギテンくんに連れて行ってもらった。車を出して貰い、名古屋に詳しい人だから、スイスイと行けた。初めてで何も判らなかったからとても助かった。
 人ごみが苦手な私が山奥に住み、益々人ごみ苦手が加速度中。暑いだろうし人も多いだろうし、出足は鈍くなる。ところが、行ってみるとこの感情が全く消えてしまうから不思議だ。
 楽屋に行く時も、出掛けて行くのはだるいなぁと思うことがあった。でも、いざ楽屋に着き、仕事となり、お客様の前に出ると、嘘みたいに今迄の気持ちがなくなる。同じ様だと思った。
 ちょっとした海外旅行気分で楽しかった。友達が又行きたくなるって言った通り、私も又すぐにでも行きたくなった。
 つわり上がりだから、夕方涼しくなってからと思い、午後5:30頃入場したせいもあり、企業パビリオンは全く入らなかったが、アフリカやアジアの国々のパビリオンを回り堪能。シンガポールのスコール、激しい。夏だから有りだな。
 クスクスもパリの旅行以来食べられご機嫌。食べたかったベトナム料理の生春巻きやフォーはおいしくなかった。残念。やっぱり東京で食べる方がうまい。
 9時過ぎに言ったインドで、思いの外、パイ生地に包んであるカレーコロッケのような物をただで配っていて感激。もう閉館だからタイミングが良かったのだろうか?あれも食べたいこれも食べたいと思っていたので、ダミーカレーの様な気分でうれしかった。
 サウジアラビアの豊かさに驚いた。医療費も教育費もすべての子供達が無料。そんな国もあるんだなぁ。
 さぁ、今度はいつ行くか。何食べるか。
 それにしても誰か来ないかなぁ。我家に泊まって貰っていいのになぁ。
[PR]
by hinihiniaji | 2005-07-20 23:57 | 生活

スズメ蜂

 7月19日(火)
 今日友達の薫マンがうちに来て、「スズメ蜂が巣を作る家はいいっていうよ。ツバメも巣を作ったし、この家はいいんだね~」と言った。「じゃあ落とさない方がいいかな?」「それはわからへん(関西弁)」
 という訳で主人に聞いてみた。「...という訳だから、そろそろかわいそうになって来たし、落とさないでいいんじゃない。今日で7回目だし、襲わないいい子だし」「いやー流石に今朝落とすのも、かわいそうになって来たけど、どんどん大きくなるし、今は100匹位だからいいけど、そのうち1000匹にもなるんだよ。集団で襲う恐れもあるしね~裏の人が通らない所ならまだしも、玄関の上だからダメダメ!」
 という訳で、やっぱり根競べは続く。
[PR]
by hinihiniaji | 2005-07-19 20:56 | 生活

6回目!

 7月17日(日)
 女王蜂の命令なのか、スズメ蜂の巣を落とし続ける事6回目。根競べとはこういうものか。今回のは蜂の巣の一つ一つに卵は産んでいなかった。3回目の時は80位ある巣のすべてに卵が入っていて、流石にかわいそうかなとも思ったりしたのだが。
 それにしても働き蜂たちの働く事働く事。玄関を出ると上を見上げるのが日課になってしまった。毎日思うのは、「お主の夫だな、俺様たちの大事な女王様の卵を産む巣を落としたのは、こうしてやるー。思い知れー」ブーンブーンブーン、と、私や息子が襲われるんじゃないか。ビクビク見上げていたのだがすっかり慣れてしまった。初めの頃は落とした事が判ると、外にも出られなかったのに、巣なんか触る事も出来なかったのに。
 そんな人間様の思いなんかよそに、落とした傍から又巣作りを始める働き蜂からは、根気強さを学ぼう。
 つわりとの根競べも最終に入ってきた。子育てしながらのつわりは本当に辛いと思ったけど、何度も災害に合うスズメ蜂に比べれば人生幸せな事ばかりだ。
[PR]
by hinihiniaji | 2005-07-17 21:50 | 生活

 研究マニア

 7月16日(土)
 今日で3日間ガス窯を焚いている。美濃焼きの一つの「志野焼き」の薬の研究をしている。明日の夜中迄の予定だ。その間、睡眠という睡眠は出来ない。30分おき、1時間、あるいは2時間おきにガス窯の状態をチェックする。それをデータとして今後に役立てるという。
 「窯がおかしい。上がりすぎる。まだダメだ。」何やら過去のデータとは違うらしい。「こういう時はいいのが取れる」と言って頑張っている。
 春から釉薬(ゆうやく...焼き物にかける薬の事)の研究が始まり、今回で5回目か。萩焼き、唐津焼、のぎめだとか、いらぼだとか、あめ釉だとか...あー後はなんだったか?とにかく休みなしで働き通し。これからは黄瀬戸や織部を焼くとか...
 「どうして、禿げを治す薬は出来ないんだろう?毛根は生きてるんだから、出きるよね。いい加減出来てもいいよね~僕に任せてくれたら出来ると思うんだけどなぁ。そう思わない?」自分の研究マニアな所に対してかなりの自信がある。
 そんな事はどうでもいいけど、せっかくの避暑地、天国に住んでるんだから、夏の窯焚きは勘弁してくれよ~作業場の隣が台所、暑いじゃないかー!
[PR]
by hinihiniaji | 2005-07-16 21:03 | テツオウ

お産

 7月15日(金)
 考えてみれば昔のお産というのは、ほとんど自宅で出産をしていたんだなぁ。それが当たり前の事で、家族に見守られ、お産婆さんが取り上げてくれたんだ。たいていお産は女性達の手によって行われていた。お産が身近にあったから、例えば姉のお産、自分の兄弟、立ち会うことによって生命の感動やお産の安心を貰い、自分もこうやって産んで行くという自信につながったのだと思う。
 それが、西洋医学が入ってくる事によって、男の産婦人科医なる人の手によって医学的に管理の中で進むようになってしまった。疑問も持たずにそれが安心と、皆思い込んだのだろう。そりゃあ、もちろん医学の発達によって、お腹の中の様子が手に取るように判るし、良い事は大いにあるのは事実。 
 しかし、なんでもかんでも薬が出される。貧血だー、中毒症だー、お薬お薬、出血したから注射を打ちましょう。判らない世界だからみんな不安になって素直に応じる。私は出され方薬は一切捨てた。前に貧血と診断され、薬が出された時、薬はすべて捨てて、そうかと思って、ほうれん草や、ひじきなどを食べたら、ナント貧血の数値が良い方になっていた。やっぱり食事が大事と思った。
 お医者さんはデータばかりを見て、その人の生活の現状を何故見ようとしないのだろうか?忙しいからそんな暇はないか!次から次へと患者さんが来るもんなぁ。だけど、本当に食事は大事。だけど、今の産婦人科は確かに食事指導はあるけれど、それが間違っているから手に負えない。栄養栄養、バランスというけれど、肉や牛乳を取っていい事はない。栄養士も勉強してくれよ。
 この前新聞で読んだが、何が食育?今後の日本は大丈夫か?頼むから正しい勉強をして欲しい。どんなに肉協会や牛乳協会や卵協会がお金を積んでいい事言って来ても、未来の日本未来の子供達の事を考えて欲しい。
[PR]
by hinihiniaji | 2005-07-15 04:29 | 息子と娘と赤子

自然分娩

 7月13日(水)
 第二子を授かる前に、知人からとてもいい話を聞いていた。ガイアシンフォニーという映画があるが、その第5番には、自然分娩の事が取り上げられている。調度、龍村監督の奥様が身ごもっていて、第5番にはその出産シーンも加えられた。とても感動したらしく主人はしきりに「観た方がいい。観た方がいい。」と勧める。仲の良い友達ののりちゃんも涙を流して観ていたという。私はというと、調度じいちゃんの法事があり、実家に帰っていたので、残念ながら観る事も出来なかったし、我家に又遊びにいらして下さった、龍村監督にもお目にかかれなかった。きっと、又いらして下さるだろうと思い、楽しみにしているのだが。
 その、ガイアは多くのファンの人達によって支えられている。チケットを手売りして、会場の準備やらすべて素人がやっている。みんな仕事を持っているのに、その合間で活動している。 
 岐阜県の東濃地区をまとめている田口さんから、映画に出た自然分娩の先生の大元の様な先生が岡崎にいて、今度お嬢の久美ちゃんがそこでお産をする事にしたという。久美ちゃんはまだ20歳で若いけど、とてもしっかりしていて、今の産婦人科の管理の中での診察や、流れ作業的な気持ちの入ってない所に我慢が出来ず、父親に相談したという。今時の子なのに、とてもいい親子関係だなと思った。
 私も病院が大嫌い。出来る事なら行きたくない。私は絶対に無事に産めるという大きな自信があり、なるべく病院に行く回数を減らしていた。ところが行かないでいると、検査がたまり、ある時は4時間もかかった事がある。妊娠とはくたくたになる物だと思った。
 久美ちゃんに「私、病院嫌いだから行きたくないんだよね~」というと「大丈夫です。きっと行きたくなりますって。そういう所です。」と言われた。
 果たして今日、その岡崎にある吉村医院に行ってみた。なるほど待ち時間も苦にならない。待合室からちょっと外に出た所に茅葺屋根の古屋があり、その前で妊婦達が薪割りをしたり、古屋の床拭きをしたりしている。暑いけどいい汗かいて、健康的だ。本で読んだ通りだったので、うれしかった。薪割りも床拭きもスクワット風で、これはいい運動だ。
 さっそく真似して我家の床拭きはスクワット風でいくぞ!
 さて、吉村先生はというと、おじいちゃんだけど、お産が楽しくて仕方がないといった風に、ころころと笑いながら話をしてくれた。子供が授かるのもただセックスしただけで出来るかと言ったら、そうじゃない。すべて、宇宙によって、神様によって動かされている。そのお産を管理の中で決めたり、引っ張り出したり、切ったりするのはおかしいと。すべて自然の流れによって任していれば、みんな安産だと言う。それには、普段の生活が大切だ。運動と食事。1時間は歩くようにと言われた。この山の中、息子を散歩させただけで1時間は簡単に経ってしまう。しかも急な坂道だ。それから、肉や牛乳や卵は絶対食べてはダメと言われた。やっぱりね~普段から食べていませんとは言わなかったが、先生に言わせると粗食が1番。甘い物もダメ。あ~これがなかなか出来ないでいる...解ってはいるんだけど、超健康革命にも書いてあるんだけど...努力をしよう。いい赤ちゃんを産むためにも!
 そういう生活をしていれば、みーんな「つるんつるん」と産んでいく。と言って先生は笑う。私も楽しくなって笑った。
 あぁすがすがしい病院だ。私は第二子をここで産む。いやーな分娩台ではなく、畳の部屋で薄暗くして、ずーっと同じ助産婦さんが付いていてくれて、家族に見守られ...シュミレーションシュミレーション!
[PR]
by hinihiniaji | 2005-07-13 20:19 | 息子と娘と赤子

巣の残骸

 7月9日(土)
 今朝もまた、スズメ蜂の巣を主人が落とした。蜂の動きが鈍る朝が適切だと昨日いらしたお客様との会話で知った。だから、いつも朝落としていたのかと納得した。生活知識の無い事をつくづく思った。
 それにしても予期せぬ田舎暮らしにも慣れては来たが、ここに1人で暮らさなければならなくなったらどうなる事だろう。例えば今の季節の田舎暮らしの現状は!
 膨大な量の草刈。「正雄」をしてくるかと、主人は気合を入れるが、汗だくでくたくたに疲れてしまう。6月から毎週義父が手伝ってくれているが、まだ終わらない。今日もやっている。
 虫との格闘。蚊やブヨといったどこにでもいそうなものから、アブ、そして、我家をぼろぼろにするアリ。そして、ハチ。格闘後に訪れるのは、たくさんの光、光、そう、ホタル。これは気持ちのいい事だ。
 イノシシの出没。田んぼや畑を荒らしているらしく、近所の人達も困っている。私は夜は外に出ないので、お目にかかったことは無いのだが、主人曰く、「目が光って怖い」らしい。これを聞いただけで、絶対に暗くなってからは外に出ないと誓った。
 獣の出没。義父が作ってくれている畑には、作物の調度良い時期に調度良く現れ、みんな食べて行ってしまう。昨年、さつまいもは全滅だった。我家の周りもうろうろ徘徊しているという。先日落とした蜂の巣がなくなっていたのでどうしたんだろうと主人に聞いてみると、「そりゃあコラーゲン入りのおいしいのを獣が食べた」と言った。「へぇっ!」というか、「ひゃっ!」という感じ。
 生まれて初めて巣に触ってみた。思いの他やわらかかった。そして、巣の中には1つ1つ卵が産み付けられていた。
 そして、巣落とし4回目にもかかわらず、落とした傍から又、スズメ蜂は活動を再開した。
[PR]
by hinihiniaji | 2005-07-09 10:30 | 生活