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巣の残骸

 7月9日(土)
 今朝もまた、スズメ蜂の巣を主人が落とした。蜂の動きが鈍る朝が適切だと昨日いらしたお客様との会話で知った。だから、いつも朝落としていたのかと納得した。生活知識の無い事をつくづく思った。
 それにしても予期せぬ田舎暮らしにも慣れては来たが、ここに1人で暮らさなければならなくなったらどうなる事だろう。例えば今の季節の田舎暮らしの現状は!
 膨大な量の草刈。「正雄」をしてくるかと、主人は気合を入れるが、汗だくでくたくたに疲れてしまう。6月から毎週義父が手伝ってくれているが、まだ終わらない。今日もやっている。
 虫との格闘。蚊やブヨといったどこにでもいそうなものから、アブ、そして、我家をぼろぼろにするアリ。そして、ハチ。格闘後に訪れるのは、たくさんの光、光、そう、ホタル。これは気持ちのいい事だ。
 イノシシの出没。田んぼや畑を荒らしているらしく、近所の人達も困っている。私は夜は外に出ないので、お目にかかったことは無いのだが、主人曰く、「目が光って怖い」らしい。これを聞いただけで、絶対に暗くなってからは外に出ないと誓った。
 獣の出没。義父が作ってくれている畑には、作物の調度良い時期に調度良く現れ、みんな食べて行ってしまう。昨年、さつまいもは全滅だった。我家の周りもうろうろ徘徊しているという。先日落とした蜂の巣がなくなっていたのでどうしたんだろうと主人に聞いてみると、「そりゃあコラーゲン入りのおいしいのを獣が食べた」と言った。「へぇっ!」というか、「ひゃっ!」という感じ。
 生まれて初めて巣に触ってみた。思いの他やわらかかった。そして、巣の中には1つ1つ卵が産み付けられていた。
 そして、巣落とし4回目にもかかわらず、落とした傍から又、スズメ蜂は活動を再開した。
by hinihiniaji | 2005-07-09 10:30 | 生活


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