我が家には天才的話術師コンクールで優勝した3歳の女の子がいます。天才的話術師コンクール、とは、今年、恵那市山岡町のとある焼物屋で開かれました。
開かれたといっても、1回に限った事ではありません。何カ月も続くコンクールです。
彼女の良さは、言葉の選び方にあります。
例えばこうです。
私が1歳女子におっぱいをあげながらつぶやきます。洋服をあれこれと選び着替えをしている3歳女子を見ながら、
「あなたもゆうちゃん(3歳女子)みたいにおしゃれさんになるの?おしゃれさん」
するとすかさず、
「おさるさん」
「おさるさんじゃないって、おしゃれさん」
「おさるさん」
天然パーマの髪をバッサリと切り、さっぱりしたと思ったらおさるさんって~~~
それからこうです。
保育園で避難訓練があった日の会話。
「今日避難訓練があったでしょう?どんなことした?」
息子「第2避難場所に逃げた~」
3歳女子「あぁひまん訓練ね~」
「えっ、ひまん?肥満訓練?」
笑わずにはいられません。だって、最近少々太ってきた3歳女子なのですから!
繰り広げられる会話は、まったく別物でありながら、意図せずに、ありえる言葉選びなのです。
これが、天才賞を
頂いた所以です。